【防災士・しほママの被災地レポート】熊本地震の現場で直面した「トイレの現実」

こんにちは。防災士のしほママです。
2026年7月、熊本を襲った「令和8年熊本地震」。 実は私自身もあの日、被災しました。
熊本城ホールで「熊本地震10年」をテーマに講演を行った、わずか15分後のことでした。交通機関がストップし、私自身も帰宅困難者として避難所で待機することになりました。

その後、八代市、宇城市、氷川町など、被害の大きかった地域へ入り、災害ボランティアや支援物資の配布、そして何より被災された皆さんの「今の声」を聴く活動を続けてきました。
そこで見えてきたのは、ニュースではなかなか報道されない「トイレの悲惨な現実」。
今回は、現場で実際に聞いたリアルな声を通して、いざという時のために「本当に必要な備え」についてお伝えします。
避難所の現実は?現場で聞いた「トイレの3つのSOS」
7月という暑さの厳しい季節の地震。被災地では、地震の恐怖に加えて「猛烈な暑さ」と「断水」が重なり、過酷な環境が続いていました。
現場で被災者の方々にアンケートや聞き取りを行ったところ、多くの方がトイレについて、深刻な悩みを抱えていることがわかりました。

① 凝固剤の使い方がわからない
「避難所で携帯トイレが配布されたけど、凝固剤と袋だけもらっても使い方がわからない。」
防災グッズの備えとして、凝固剤がセットになった携帯トイレを持っておらず、避難所で初めて使うことになったという声は多いもの。
凝固剤と袋だけ渡されても、使い方が分からなくて困ってしまったという声を多数聴きました。
極限のストレス状態の中で、初めて見る道具を正しく使うのは想像以上に困難です。
② 「臭い」が奪う、被災者の心と尊厳
「臭いがこもって、気が滅入ってしまった」
「臭いのが嫌で、トイレに行く回数を減らすために水を飲むのを我慢した」
これは、命に関わる非常に危険な状態です。
真夏の車中泊や、換気のしづらい部屋で排泄物の臭いが充満すると、衛生面だけでなく精神的にも大きなダメージを受けます。
「人は誰かと話をしないと前向きになれない」と現場で聞いたように、劣悪な環境は被災者の心を容赦なく削っていきます。
そして、トイレを我慢するための水分不足は「エコノミークラス症候群」を引き起こす原因にもなるのです。
③ 凝固剤を備えていたのに「固まらなかった」という悲劇
「凝固剤をいざ使った時に、水分が固まらなかった」
「凝固剤が粗悪品で、処理に困り果てた」
これも現場で多く聞こえた悲鳴です。
固まらないと捨てることもできず、悪臭と不衛生な環境を長引かせる最悪の事態を招きます。「とりあえず安価なもので済ませる」ことの恐ろしさを痛感しました。
「支援が届かない場所」にいる人たちも
発災から数日経つと、少しずつ支援物資が届き始めます。宇城市の避難所では「冷房付きのトイレカー」も設置され、その快適さに私も驚きました。

しかし、本当に支援が必要なのは、避難所にいる方だけではありません。
- 自宅が危険でも、ペットがいるため車中泊を続ける方
- 断水で水が出ないまま在宅避難をしている方
- 妊産婦や小さな子どもがいて、避難所に行けない方
こうした避難所の他にも、支援が必要な方はいるはずです。
仕事や育児で忙しく、支援物資をもらいに行く時間すらない方もたくさんいます。だからこそ、誰かの助けを待つのではなく、「自前での確実な備え」が絶対に必要だと強く感じました。
現場のリアルを知るからこそ伝えたい、後悔しない備え

被災地のリアルな声を聞いて、改めて確信したことがあります。
非常用のトイレを選ぶ際、絶対に妥協してはいけないのは「圧倒的な防臭力」と「確実な凝固力」です。
私が共同開発に携わった『Qbit いつでも簡単トイレ』は、まさにこの現場の課題を解決するために生まれました。
- 1週間匂わせない、超強力な消臭&除菌力
- 水分を瞬時にゼリー状にして閉じ込める、確実な凝固力
いざという時、臭いを防ぎ、サッと固めて処理できる。たったそれだけのことが、すり減った心を守り、人間の「尊厳」を守る大きな力になります。
安さだけで選んで後悔する前に、本当に頼れるものを備えていただきたいです。
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避難所のトイレがすぐに整う!
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家族を守るために、今日からできること

防災グッズは「買って終わり」ではありません。 現場で聞いた「使い方がわからない」という悲劇を防ぐために、ぜひ、家族で携帯トイレを一つ開けて、実際に使ってみてください。
「知る・考える・やってみる」という平時の小さな行動が、いざという時の大きな安心と減災に繋がります。
被災地は少しずつ前を向いていますが、まだ日常には戻っていません。災害はいつ、どこで起こるかわかりません。「困ってから」では遅いのです。
あなたと大切な家族を守るために、まずは「トイレ」という一番の安心から、備えを見直してみてくださいね。
【監修】防災士・柳原志保(しほママ)

東日本大震災での被災経験から、「本当に現場で使える」にこだわってQbitシリーズの開発を監修。「食べ物は我慢できても、トイレは我慢できない」——。開発に込めたしほママの想いとストーリーはこちら。
