「防災グッズの収納場所がない」を解決する分散備蓄とは?意外と困るトイレの備え

「防災グッズを備えたいけれど、置く場所がない」
「家族分を揃えると、量が多すぎて収納に入り切らない」
クローゼットや納戸はすでに日用品でいっぱい。大きな防災リュックや備蓄品をどこに置くかは、切実な問題ですよね。
防災グッズは、一箇所にまとめるのではなく、分散して備えるのがおすすめ。今回は、収納の悩みを解決し、リスクも減らせる「分散備蓄(ぶんさんびちく)」について解説します。
収納の悩みも解決!「分散備蓄」という新常識

「防災グッズ=大きなリュックにまとめて玄関へ」そんなイメージがあるかもしれません。
たしかに、避難用の防災リュックは、玄関や寝室など、すぐに持ち出せる場所に置くのが一般的です。しかし、家で避難生活を送るための「備蓄品(水・食料・トイレ)」まで、一箇所にまとめる必要はありません。
そこでおすすめなのが、「分散備蓄」という考え方です。これは、備蓄品を「使う場所」に分けて収納する方法です。
分散備蓄のメリット
- 収納スペースの悩みが減る
一箇所に巨大なスペースを作る必要がなく、家中の「ちょっとした隙間」を活用できます。
- リスクを分散できる
もし地震で納戸のドアが開かなくなったり、家具が倒れて通れなくなったりしても、「全滅」を防げます。
- いざという時に使いやすい
使う場所に置いてあるので、暗闇の中でわざわざ運び出す必要がありません。
防災グッズはそれぞれ、使う場所に置こう
具体的には、以下のように置くのがおすすめです。
- 水・食料など→キッチン(パントリーや床下収納へ)
- 懐中電灯・スリッパなど→寝室(枕元やベッド下へ)
- 非常用トイレなど→トイレ
トイレの収納スペースがないときは
「非常用トイレはトイレに置きたいけれど、収納スペースがない!」という方も多いのではないでしょうか。
非常用トイレは、家族4人で1週間分を備蓄しようとすると、約200回分を備えることになります。かなりの量ですよね。
▶自分の家庭はどれだけ非常用トイレの備蓄が必要かについても、確認しておきましょう。
トイレの収納棚はトイレットペーパーや掃除道具で埋まっていることが多く、多くの非常用トイレを収納するスペースを確保するのは難しいでしょう。
そこで、意識したいのが、「場所を取らないコンパクトな非常用トイレ」を選ぶこと。
たとえば、Qbitの『いつでも簡単トイレ』は、コンパクトかつ収納しやすい形になっている非常用トイレです。

本棚でも入る「A4サイズ」で、厚さもスリムなので、まるで辞書やファイルを置くように、棚に立てて収納できます。
これなら、限られたトイレの吊り戸棚や、掃除用具の横のちょっとした隙間に、家族分をスッキリ収納できます。
トイレにも「安心」を。暮らしに馴染む備え

防災グッズの収納に困ったら、無理に一箇所にまとめず、使う場所で分ける「分散備蓄」を取り入れてみてください。
そして、トイレの備蓄は、コンパクトなものを選ぶのが解決への近道。トイレの収納スペースに置けるサイズの携帯トイレを選んでみてはいかがでしょうか。
いざという時に、迷わずサッと使える。そんな「無理のない備え」で、大切な家族の安心を守りましょう。
【監修】防災士・柳原志保(しほママ)

東日本大震災での被災経験から、「本当に現場で使える」にこだわってQbitシリーズの開発を監修。「食べ物は我慢できても、トイレは我慢できない」——。開発に込めたしほママの想いとストーリーはこちら。
