【動画検証】携帯トイレの凝固剤、本当に固まる?尿と同じ「塩分あり」の水分で比べてみました

「災害用のトイレを備蓄したから安心」
そう思っている方にこそ、知っていただきたい事実があります。
実は、市販の携帯トイレの凝固剤の中には、いざ使おうとした時に「うまく固まらない」ものが存在します。
その鍵を握るのは「塩分」です。 今回は、人間の尿と同じ「塩分濃度」の水分を使い、固まり方の違いを実験した動画をご紹介します。
なぜ「水」ではなく「塩分入りの水」で実験するの?
一般的な吸水ポリマーは、塩分を含むと吸水力がガクンと落ちる性質があります。
パッケージに「吸水量500ml」と書かれていても、それが「真水」でのデータなのか「尿(塩水)」でのデータなのかで、実際の性能は大きく変わってしまうのです。
そのため、「水では固まるけれど、尿では固まらない」という現象が起こりうるリスクがあります。
【動画】他社製 vs Qbit 凝固比較(0.9%塩水)
▼実際に再現した様子 (左が他社製品、右がQbit製品)
▼実験結果

【左:他社製凝固剤】
塩分を含んだ水分(0.9%)では凝固力が弱く、写真のようにボトルを傾けると液体がダラダラと流れ出てしまいます。これでは、廃棄時に排泄袋から漏れてしまうリスクがあります。
【右:Qbitの凝固剤】
水分を吸収し、しっかりとしたゲル状に固まっているのがわかります。写真のようにボトルを完全に横倒しにしても、水が垂れてきません。(※混ざっている黒い粒は、強力消臭のための活性炭です)
安さではなく「実証された品質」を選びましょう
災害時のトイレにおいて「しっかり固まること」は、衛生面でも精神面でも非常に重要です。
Qbitは、尿と同じ塩分を含んだ水分でも確実に固まるよう設計されています。 いざという時に困らないために、ぜひ確かな品質のものをお選びください。
「まずは実際に試してみたい」 そんな方には、こちらの50回分セットがおすすめです。
このセットには予備の「お試しセット(1回分)」が付属しています。 備蓄用の50回分(1人で約1週間過ごせる量)はそのまま保管しつつ、まずは付属の1回分を使って、その凝固力を実際に体験してみてください。
【防災士・しほママ(柳原志保さん)監修】

Qbitの非常用トイレシリーズは、防災士・柳原志保さんが監修しています。
「誰でも簡単に備えられる防災」をテーマにした、しほママコラムも連載中です。
