9月1日は防災の日!防災グッズ・自宅備蓄の「点検・見直し」完全ガイド

 

「もしもの時のために」と準備した防災グッズや備蓄品。一度用意したきり、押し入れの奥やキッチンの床下に何年も眠っていませんか?


いざ大地震が起きてライフラインが止まったときに、「食品の賞味期限が切れていた」「非常用トイレの凝固剤が劣化して使えなかった」となってしまっては、せっかくの備えも意味がありません。


9月1日の「防災の日」をきっかけに、防災グッズの中身を点検しましょう。


「使えない」「切れていた」を防ぐ!中身の期限・作動チェック

 

まずは、備蓄しているアイテム自体が「いざという時にちゃんと使える状態か」をチェックしましょう。


水・非常食の「賞味期限」


最低3日分〜1週間分の水や食料の期限を確認しましょう。


普段の食事で消費しながら買い足していく「ローリングストック」を活用して、古いものから消費して新しいものに入れ替えるのがおすすめです。


非常用トイレ(凝固剤)の「使用期限と保管状態」


非常用トイレ(簡易トイレ・携帯トイレ)もチェックが必要です。


凝固剤(尿を固める粉)は高温多湿の環境に弱く、長期間放置すると湿気を吸って劣化し、「いざという時に固まらない」「ニオイが漏れる」原因になります。ご家庭で保管している非常用といれの使用期限を、必ず確認しておきましょう。


▼使用期限の確認の仕方はこちらで詳しく説明しています。

 

【関連記事】簡易トイレや携帯トイレの使用期限は何年?凝固剤の寿命と保存期間の目安


電化製品の「放電」や「乾電池の液漏れ」


いざスマホを充電しようとしたらモバイルバッテリーが自然放電で空っぽだった……というケースは多くあります。


また、ラジオや懐中電灯、ランタンに入れっぱなしの乾電池が液漏れして故障していないか、実際に電源を入れて作動するかテストしましょう。


家族の「いま」に合わせる!防災グッズの見直し

 

点検のタイミングは、備えを「いまの家族構成や年齢」に合わせる絶好のチャンスです。


数年前は赤ちゃんだった子どもがおむつを卒業してジュニアサイズの下着が必要になっていたり、子どもが自分で持てるリュックの重さが変わっていたりと、必要なものは年々変化していきます。


また、家族全員分のグッズをひとつの大きなリュックにまとめている場合は、万が一はぐれた時のことも考えて「1人1リュック」になっているか見直しましょう。


以下の関連記事も参考にしながら全体の備えをアップデートしてみてください。

 

【防災士監修】防災グッズで本当に必要なものは?最低限備えるべきリスト一覧と選び方

家族4人分の防災グッズ|備蓄量の目安と持ち出し用防災リュックの中身

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季節に合わせた防災グッズの点検


防災グッズの点検は、年に1〜2回、季節の変わり目(衣替えの時期など)に行うのもおすすめです。


特に夏の猛暑の中での停電・断水は、熱中症のリスクだけでなく、トイレのニオイや衛生問題が想像以上に深刻になります。


「とりあえず用意してあるから」と安心せず、夏場の過酷な環境に耐えられる強力な防臭袋や、ひんやりグッズなどの季節特化アイテムがしっかり揃っているか、今のうちに確認しておきましょう。


【関連記事】夏の防災グッズで必要なものリスト│猛暑とニオイ対策を徹底解説


防災の日、年に1回の点検で「確実な安心」を

 

防災グッズや自宅の備蓄品は、ただ持っているだけでは安心できません。「すぐに、確実に使える状態」をキープしてこそ、大切な家族の命と生活を守る本当の備えになります。


一気にすべてを完璧に入れ替える必要はありません。9月1日の防災の日をきっかけに、まずはリュックの中身や家の備蓄を確認することから始めてみませんか?


足りないものや期限切れのものがあれば少しずつ補充し、いざという時に焦らない「確実な安心」を作っていきましょう!

【監修】防災士・柳原志保(しほママ)

 

東日本大震災での被災経験から、「本当に現場で使える」にこだわってQbitシリーズの開発を監修。「食べ物は我慢できても、トイレは我慢できない」——。開発に込めたしほママの想いとストーリーはこちら。

 

防災と暮らしをつなぐ——防災士しほママの想い